ども。しゅーたろうです。
みなさん資産運用していますか?
資産運用と言われても株とか投資信託とかよくわからない、損するかもしれない、そもそもはじめ方がわからない、と思っている人も多いのではないでしょうか。
私も以前はそう思っていました。
でも、2018年の3月から「つみたてNISA」を始めた結果、現在(2020年2月)約13万円の利益が出ています。
預金するように毎月積み立てているだけですが、普通の預金ではありえない利益ですよね。
そこで今回は資産運用初心者の方におすすめ!「つみたてNISA」を紹介します
「つみたてNISA」とは
「つみたてNISA」とは2018年1月からスタートした少額から長期に積み立て投資できる非課税制度です。
日本では資産運用して利益が出た場合20.315%の税金(所得税+住民税+復興特別所得税)がかかります。
この税金が非課税となるのが「つみたてNISA」です。
ちなみに「NISA」とは2014年にスタートした個人投資家のための税制優遇制度です。
「NISA」と「つみたてNISA」の違いは下の表の通りです。
NISA | つみたてNISA | |
利用できる人 | 日本に住む20歳以上 | 日本に住む20歳以上 |
新規に投資できる期間 | 10年間 (2014年~2023年) | 20年間 (2018年~2037年) |
非課税の期間 | 投資した年から最長5年間 (ロールオーバーを利用して最大10年間) | 投資した年から最長20年間 |
年間投資上限額 | 120万円 | 40万円 |
累計非課税投資上限額 | 600万円 | 800万円 |
投資対象商品 | 上場株式(ETF、REIT含む)、投資信託 | 金融庁が定めた基準を満たす投資信託・ETF |
投資方法 | 一括買付、積立 | 定期かつ継続的方法による積立のみ |
つみたてNISAのメリット
資産運用の利益が非課税
やはり一番のメリットはこちらです。
例えば資産運用で10万円の利益が出た場合、通常だと約2万円の税金として持って行かれるので、利益は約8万円です。
ところが、つみたてNISAの場合は非課税なので利益は10万円となります。
これは結構大きいですよね。
私の場合は現時点で13万円ほど利益が出ています。この場合、通常だと2万6000円も税金として持っていかれますが、「つみたてNISA」なので13万円すべてが手元に残るというわけです。。
少額から始められる
つみたてNISAの年間投資上限額は40万円。これは1ヶ月にすると約3万3000円です。
しかも月100円から投資できる証券会社もあります。
これくらいなら資産運用初心者にとってもハードルが低く、安心して投資できますよね。
投資対象となる商品の安全性が高い
つみたてNISAの対象商品は金融庁の厳しい条件をクリアしたした投資信託とETFに限られます。
とはいえ、もちろん利益が出ることが保証されているわけではありませんので商品選びは慎重にしなければなりませんが。
対して一般NISAは上場株式やREITも対象で投資上限額も大きいのでどちらかというと投資経験者向けです。
売買のタイミングなど難しいことを考えなくても良い
つみたてNISAは最初に購入する商品と積み立てる金額を決めれば始められます。
購入する商品は「投資信託」と「ETF」です。
「投資信託」とは株式など金融商品の売買を運用のプロに任せて、それによって得られた利益が投資家に還元される商品のこと。
また「ETF」とは金融商品取引所に上場され、株式のように取り引きされる投資信託のことです。
先述の通り、つみたてNISAで購入できるのは金融庁が認めた投資信託とETFなので比較的安全な商品です。
なので基本的には、最初に購入する商品と積み立てる金額を設定したら、ほったらかしにしておいてかまわないのです。
投資の初心者にとってはありがたい制度ですよね。
「ドルコスト平均法」で投資できる
長期間に渡り積み立てを続けるということは、自然と「ドルコスト平均法」で投資することになります。
「ドルコスト平均法」とは、定期的に一定の金額で同じ商品を買い付ける方法です。
この方法で購入すると価格が下がったときにはその分多く、価格が上がったときにはその分少なく商品を購入することになって、購入単価を下げることができます。
投資初心者は、どのタイミングで商品を買ってどのタイミングで売ればいいのかなんてわかりませんよね。
でも、ドルコスト平均法なら何も考えなくても購入単価を下げることができるのです。
そして購入単価が低ければ、相場が上がれば利益が出やすく、下がっても損失を少なく抑えられるというわけです。
つみたてNISAのデメリット
一般NISAに比べて年間投資上限額が少ない
年間投資上限額は「NISA」が120万円なのに対して「つみたてNISA」は40万円です。
初心者のうちは少額のほうが始めやすいかもしれませんが、勉強していくうちにNISAの方がいいと思うかもしれません。
対象商品が少ない
「つみたてNISA」の対象商品は約170本。対して「NISA」の対象となる日本の投資信託だけで5000本以上あります。
「つみたてNISA」の方が商品選びの自由度はずっと低い状況です。
元本割れの恐れがある
デメリットとはちょっと違うかもしれませんが、金融庁が認めた商品だからといって必ず利益が出るとは限りません。
損をする可能性だって十分ありますので誤解のないように。
「つみたてNISA」の途中経過
私は2018年3月からつみたてNISAを始めて、毎月3万円を投資しています。
最初は「楽天全米インデックスファンド(楽天VTI)」と「emaxis slim 先進国株式インデックス」そして「ひふみプラス」を1万円ずつ購入しておりましたが、1年が経過した時に楽天VTIひとつに絞ってそのまま現在に至ります。
現在、約79万円投資して、評価額が約92万円と13万円ほどの利益が出ています。
【まとめ】投資の初心者におすすめ!「つみたてNISA」
「つみたてNISA」について、メリット、デメリットを紹介してきましたが、いかがでしょうか。
100円から始められて、売買のタイミングを考える必要がなく、最初に設定してしまえばあとはほったらかしにできるので、自分の仕事や趣味に専念することができます。
投資の初心者にとって、ハードルが低く、資産運用を始めるにはうってつけの制度だと思います。
低金利の今、ただ銀行にお金を預けているだけでは、そのお金はほとんど増えません。
今預けているお金やこれから積み立てる予定のお金を使って、さらにお金を増やしたいと思っている人は、ぜひ「つみたてNISA」を活用してみてください。
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