2階リビングにはメリットがたくさん!ただしデメリットもあります!

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2階リビングのメリットとデメリット
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私たち家族が2019年8月に完成した新居に引っ越してきて8ヶ月が経ちます。

新居の居心地はとても良くて家を建てたことにとても満足しているのですが、その良かった理由のひとつが2階リビングを採用したことです。

普通に1階リビングではだめなの?
2階リビングって階段の上り下りが大変じゃない?

私も家を建てようと思うまで、リビングは普通1階にあるものだと思っていましたが、いろいろ勉強するうちに、2階リビングには様々なメリットがあることを学びました。

そこで今回はこれまで生活してきて感じた、2階リビングのメリットとデメリットを紹介します。

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2階リビングのメリット

リビングの日当たりが良い

リビングの居心地を考えたときに、まず日当たりの良さを考える人が多いと思います。
暗くいつも照明を使わなければならないようなリビングより、太陽の光がよく入って明るいリビングの方がいいですよね。

日当たりは周辺の建物の影になりやすい低いところより、高いところの方が良くなります。
つまり1階よりも2階の方がより長く日当たりを確保できるということです。
周囲を住宅などに囲まれたような土地だと1階が建物の影になり日差しがほとんど入ってこないこともありえます。
しかし2階には、周囲に3階建て以上の建物がない限り日差しが入ってきます。

実際ウチはリビングに大きな窓をつけたこともあって、とても日当たりがよくて日中はとても快適に過ごすことができます。

2階リビングは日当たりが良い

わんぱくな3歳時のおかげでたいてい散らかっているので、きれいなリビングの画像を探したら引っ越し直前のものしかありませんでした…。でも日当たりの良さは分かっていただけるのではないでしょうか。

この日当たりの良さが2階リビングの最大のメリットだと思います。

リビングからの眺めが良い

2階リビングは眺めが良い

周囲を建物に囲まれたような土地の場合、1階のリビングから見えるのは隣の建物だけ、ということもあるでしょう。

しかし、2階ならば隣の建物があまり気にならない上に、空が抜けて見えてくることからリビングからの眺めが良くなります(もちろん周辺の環境によりますが)。

家族が集まるリビングは眺めの良い場所の方がいいですよね。

プライバシーが確保される

リビングが1階にある場合、近隣の建物や道路からの視線が気になることがあります。
住宅が密集している場所ではなおさらです。

せっかくのリビングなのに日中でもカーテンを閉めっぱなしなんて嫌ですよね。

これが2階リビングの場合は道路から部屋の中は見えなくなりますし、隣の住宅などからの視線も1階に比べて気になりません。

LDKを広くできる

これは間取りの考え方次第ですが、1階には普通、玄関があって水回りがあってというように、1階に必要なスペースがあります。
その分リビングに使えるスペースは限られてくるのです。
つまりリビングの広さを確保しようと思うと建物自体を広くせざるを得ません。
そのためには、それなりの広さの土地が必要となり、建設費用もアップしてしまいます。

でも2階リビングの場合は、玄関がない分スペースを確保することができます。そこでその分をLDKに使うことができるのです。

我が家の場合、家があまり大きくないというのはありますが(汗)、2階はほぼLDKに使っています。LDKが約23畳です。3人家族なのでとても広々と快適に使っています。

ということで、またもや引っ越し直前の画像です。
現在はソファの手前にダイニングテーブルがあります。
テーブル幅180cmと3人家族にはちょっと大きめのものですが、そのテーブルを置いてもかなり余裕のある広さです。

勾配天井と相性が良い

リビングを2階にした場合、普通の天井ではなく、屋根の形に合わせた勾配天井にすることで開放感を得ることができます。

我が家でも勾配天井にしていますが、天井が高いととても開放的で気持ちがいいものです。

これが1階のリビングで開放感を得ようとすると吹き抜けを作るしかありません。

吹き抜けを作るということは2階のスペースを潰すということなので、2階の部屋を狭くせざるを得ない、もしくは部屋数を減らさなければならないということになります。

冬にリビングが暖かい

暖かい空気は上にのぼるので1階と比べて2階の方が暖かくなります。

つまり家の中で、最も過ごす時間の長いリビングが自然と暖かくなるのです。

私が住む東北で長くて寒い冬を乗り越えるためには、いかにして家の中を暖かくするかがポイントです。

この点、2階リビングは冬に暖かくするためにピッタリの間取りです。

また、このことから1階にリビングがあるよりも2階にリビングがあった方が冬の電気代が安くなる傾向にあるようです。

2階リビングは冬暖かい

耐震性が高くなる

2階リビングにすると大抵の場合1階の部屋数が多くなります。
ということは2階を支える1階の壁が多くなるので耐震性能がよくなるのです。

これが1階に広いリビングがある場合、その分壁も少なくなるので、2階リビングに比べると耐震性能で見劣りするのです。

2階リビングのデメリット

階段の上り下りが大変

これが最も大きな問題ですね。お米や飲み物など食料品をたくさん買って帰ってきた場合など、必然的に重い荷物を持って階段を上ることになります。

また、来客や宅配便などの対応にも階段を下りたり上ったりしなければなりません。

住み始めた当初は生活の動線もまだ定まっていなかったので階段の上り下りも多く、これはちょっと大変だと感じていました。

ただ、引っ越してきて半年以上経った今となっては、生活のルーティーンが出来上がってしまったのでそれほど階段の上り下りも多くなくなり、また階段を使うのにもだいぶ慣れてしまったので、あまり苦に感じないようになりました。

でも体力がある若いうちや健康な時は問題ないかもしれませんが、歳をとって足腰が弱った時やケガをした時に、何度も階段を上り下りしなければならないのは問題があります。

2階リビングのデメリットは階段の上り下り

家族の帰宅に気づきにくい

2階にリビングがあると、家族が帰ってきたのに気づかない可能性があります。

特に子供部屋が1階にあれば、帰宅して直接自分の部屋に入り、2階のリビングに上ってこないということもありえるかもしれません。

これが1階リビングの場合には玄関までの距離も近いですし、階段をリビングに作れば自然と家族と触れ合う機会をつくることができます。

工事費用が高い

2階リビングを採用した場合、キッチンも2階になることが考えられます。また、洗面所やお風呂も2階にするかもしれません。

となると、それら水回りを2階に設置する配管の費用がアップすることが考えられます。

庭との相性があまりよくない

1階にリビングがあると庭との距離が近いのですぐに外に出て手入れもしやすいですし、リビングから庭の眺めを楽しむことができます。

しかし、2階にリビングがあると庭までの距離があり、リビングからの風景に庭が入ってこない場合も多いのではないでしょうか。

庭造りを楽しみたい人にとって2階リビングは向いていないと言えるかもしれません。

1階の防犯性が低い

2階にリビングがあると普段人がいるのは2階になります。
そのため1階には注意が向きづらい環境になってしまいます。

防犯性を高めるためには、家の周囲に砂利を敷いて誰かが敷地内に入ってきたときにわかりやすいようにしたり、窓を開けっ放しにしないように気をつけたりするなどの対策が必要です。

我が家でも採用しましたが2階のリビングで玄関の鍵を開け締めできる電子錠をつけるのも良いかもしれません。

2階リビングにはぜひ欲しい電子錠

夏はリビングが暑い

冬はリビングがとても暖かいのがメリットと先ほど紹介しましたが、それはつまり夏はとても暑いということでもあります。

そのため夏場はエアコンの使用が必須ですし、風の通りがいいように窓を配置する必要があります。

我が家が2階リビングを選んだ理由

私たちが家を建てる上で最も重要に考えたのが、リビングの居心地の良さです。

それは自宅で一番長い時間を過ごすのがリビングだからです。

ここまで2階リビングのメリットとデメリットをあげてきましたが、それらを考慮した上で、我が家が2階リビングを採用した理由を説明します。

土地の良さを活かせる

2階リビングを選んだ理由は土地の良さを活かせる

これが2階リビングを選んだ1番の理由です。

私たちが購入した土地は小高い丘にあります。この場所から見える眺めがなかなか最高なのです。

そこで、この土地から眺めを最大限に楽しむためにはどうしたらいいか考えていたところ、ハウスメーカーから2階リビングにすることを提案されました。

1階リビングにした場合、このいい眺めを楽しむにはわざわざ2階の部屋に移動してということになりますが、それはあまりにももったいなさすぎると考えました。

実際に半年以上住んでみて、日常的に眺めのよさを楽しみながら生活できてとても満足しています。
もちろんそのために階段の上り下りはちょっと増えることになりましたが、その分の価値は十分にあったと思います。

リビングの広さを確保できる

2階リビングを選んだ理由はLDKを広くできるから

居心地のよいリビングにはある程度の広さが必要だと思います。

前述した通り、2階リビングは広さを確保しやすいというメリットがあります。

我が家でもLDKが約23畳で勾配天井にした上に、吹き抜けで2.5階にもつながっているので開放感も得ることができました。

もちろん1階のリビングでも広さを確保することはできますし、吹き抜けなどで開放感も得ることができます。

ただしそれに伴って建築面積は広くなりますし、吹き抜けの分2階のスペースは狭くなります。つまりお金がかかるというわけです。

2階リビングにもお金はかかりますが双方を比較した結果、2階リビングにすることになりました。

【まとめ】2階リビングのメリット・デメリット

以上が2階リビングのメリット・デメリットと私たちが2階リビングを採用した理由です。

我が家の場合は購入した土地の特徴を最大限に活かそうとした結果、2階リビングになりました。

もちろんデメリットも十分に理解しています。しかし、それらを補ってあまりあるほど2階リビングには魅力があると思っています。

実際に新居に引っ越してきて、子どもが広いリビングを走り回っていたり、窓からの眺めの良さを楽しんでいるのを見ると、2階リビングにして良かったとつくづく思います。

家造りを考えている方はぜひ2階リビングも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

【おすすめはハウスメーカー】家を建てたいと思ったらまずどこに行けばいいか?
家を建てたいと思ったらまず住宅展示場やモデルハウス、住宅の完成見学会に行くのがおすすめです。ハウスメーカーが家のことを教えてくれるのはもちろん、土地を探してくれたり、住宅ローンの申し込みを手伝ってくれたりします。

たくさんあるハウスメーカーの中には2階リビングを得意としている会社もあります。

2階リビングのモデルハウスがある住宅展示場や住宅完成見学会にぜひ足を運んで、ご自分の目で確認してみてください。

また、まずはネットでどこのハウスメーカーが良いか調べる方法もあります。

タウンライフ注文住宅相談センターなら注文住宅会社を厳選して無料で紹介してくれます。

ぜひタウンライフ注文住宅相談センターを活用して、自分の建てたい家を検討してみてください。

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