こんにちは。しゅーたろうです。
盛岡には三大麺と呼ばれる名物の麺料理があります。
それが「盛岡冷麺」、「わんこそば」、そして「盛岡じゃじゃ麺」です。
今回はその盛岡三大麺のおすすめのお店を紹介します。
盛岡冷麺
盛岡冷麺は平壌冷麺が盛岡で独自に発展した料理。主に焼肉屋さんで食べられます。
じゃがいものデンプンをベースとした透明感のある麺はとてもコシが強いのが特徴。牛骨などから出汁をとったスープに辛味のキムチを入れて食べます。
辛さは店によって数段階に分かれていますが、盛岡人のほとんどは「別辛」を頼んで自分で辛さを好きなように調整します。
食道園
まず紹介するのは盛岡市大通にある焼肉屋「食道園」です。この店は元祖・盛岡冷麺の店として知られています。
昭和29年に朝鮮半島の郷土料理「平壌冷麺」と「咸興冷麺」を融合させて盛岡冷麺が出来上がりました。
その名残で今でも店の入り口には「平壌冷麺」と書かれたのれんが下がっています。
その味はまさに盛岡冷麺の王道。弾力ががありのどごし抜群の麺に牛肉の旨味が凝縮されたスープ、辛味と酸味が絶妙なキムチとバランスが取れた味わいです。
盛岡冷麺といえばスイカやナシなどの果物がのっているのが一般的ですが、食道園ではこだわりのスープの味を邪魔しないようにと果物をのせていないのも特徴です。
たくさんある盛岡冷麺のルーツとも言える食道園の盛岡冷麺。一度食べてみて損はありません。
食道園
住所:岩手県盛岡市大通り1-8-2
電話:019-651-4590
ぴょんぴょん舎
「盛岡冷麺」という言葉を初めて使ったのが「ぴょんぴょん舎」です。元祖が「食道園」なら盛岡冷麺を広めたのは「ぴょんぴょん舎」と言えるかもしれません。ぴょんぴょん舎も焼肉屋で、盛岡駅前など盛岡だけで5店あるほか、東京・銀座など岩手県外や首都圏にも店舗があります。
ぴょんぴょん舎の冷麺はとても食べやすいのが特徴。
ツルッとしてのどごしがいい麺、牛骨に鶏ガラを加えて出汁をとったスープ、そして爽やかな酸味と辛味、シャキシャキとした食感が特徴のキャベツと大根のキムチ。この麺、スープ、キムチが三位一体となっています。
盛岡冷麺の他にも岩手が誇る前沢牛や雫石牛の焼き肉、そして盛岡温麺に石焼ピビンバなど岩手の山・海の幸を使った韓国料理を取り揃えています。
また、テイクアウトやオンラインショップで自宅でも盛岡冷麺を楽しめるのも嬉しいところ。
観光で盛岡を訪れた方にはおすすめのお店です。
ぴょんぴょん舎 盛岡駅前店
住所:岩手県盛岡市盛岡駅前通9-3
電話:019-606-1067
盛楼閣
こちらも盛岡駅のすぐ目の前にある焼肉屋。
盛楼閣で提供される盛岡冷麺の特徴はまず麺のコシの強さ!初めて食べた人はきっとびっくりするほど弾力がありますが、これがやみつきになるんです!
そしてスープ!これでもかというほど牛骨の旨味が凝縮されています。ぜひ辛味を入れる前にその味を楽しんでほしいと思います。
そしてもちろん、辛味のキムチを入れても最高!牛骨スープとの相性も抜群で最後まで飲み干したくなること間違いなしです!!
盛楼閣
住所:岩手県盛岡市盛岡駅前通15-5 2F
電話:019-654-8752
わんこそば
わんこそばは岩手ならではのおもてなしの料理。給仕がついてそばを食べ放題で楽しむことができます。
給仕が「はい、どんどん」といったような掛け声とともにお椀にそばを入れていくので、薬味などと一緒にそばをたべていきます。
わんこそば15杯でかけそばおよそ1杯分の量です。
東家
東家は明治40年創業の老舗で盛岡市内に4店舗あります。
中でも駅前店は盛岡駅のすぐ目の前にあり、観光で盛岡に訪れた方にはとても便利です。
わんこそばは薬味の種類やお給仕のサービスによって3,520円と2,970円の2つのコースが用意されています。
できればわんこそばの雰囲気をより楽しめる3,520円のコースを楽しんでほしいと思います。
ちなみに私も東家でわんこそばに挑戦して130杯でした。100杯以上食べると手形をもらえますよ。
東家 駅前店
住所:岩手県盛岡市盛岡駅前通8-11
電話:019-622-2233
盛岡じゃじゃ麺
じゃじゃ麺とは小麦粉から作られたうどんのような麺に「じゃじゃ味噌」と呼ばれる肉味噌やきゅうりなどがのった汁なしの麺です。
これににんにくやラー油、そして酢などをかけて自分好みの味を作り上げます。食べ終わったあとに残った具と肉味噌を生卵で溶いて、店員さんに渡すとスープにしてくれる「ちーたんたん」をいただくのが一般的ですね。よく「ジャージャー麺」と間違われますが、全く違う食べ物です。
白龍(パイロン)
おすすめの店はやっぱり元祖じゃじゃ麺の店「白龍(パイロン)」です。
今となってはいろいろなじゃじゃ麺の店がありますが、やはりこの店の味が「じゃじゃ麺」です。
本店と分店がすぐそばにありますが、お昼時間となればどちらにも長い行列ができるほどの人気。できれば混み合う時間を避けて訪れてみてください。
白龍 本店
住所:岩手県盛岡市内丸5-15
電話:019-624-2247
まとめ
以上が、盛岡三大麺のおすすめのお店です。
「盛岡冷麺」「わんこそば」「盛岡じゃじゃ麺」それぞれに、そして店によっても味に特徴があります。
盛岡を訪れて、三大麺を楽しもうと思った際には、ぜひ今回紹介した店の中から選んでみてください。
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